企業情報
お問い合わせ
Adobe Reader
CSR
<方針>
私たちが住む地球は生命の根源です。
私たちは環境に優しく、より豊かな生活のために地域との関わりを大切にして地域社会の発展に貢献します。私たちは3R(Reduce、Reuse, Recycle)活動の実践により、地球温暖化対策を含んだ循環型社会の実現へ向けて活動します。
GCIグループステークホルダー方針「地球環境」より
私たちはその活動の中でISO14001を1999年に群馬工場、滋賀工場において取得しました。その後、認証範囲を開発センターにまで広げ、現在では群馬工場、滋賀工場、開発センターを中心にさまざまな環境管理活動に取り組んでいます。
環境方針
- 1.関連する環境法規制・地域協定・顧客等の要求事項を遵守する。
- 2.化学物質管理を適切に行う。
- 3.環境改善のための目標を定め、省エネルギー、温室効果ガス削減に取り組む。
- 4.環境配慮型製品の開発に取り組み、SDGsに貢献する。
群栄化学工業株式会社
代表取締役 社長執行役員 有田 喜一郎
【環境マネジメントシステム】
認証規格名 | ISO14001:2015 |
---|---|
認証取得日 | 1999年6月 |
認証範囲 | フェノール樹脂、フェノール樹脂繊維と澱粉糖製品の開発及び製造 |
認証取得事業所 | 群馬工場、開発センター、滋賀工場 |
審査登録機関 | DNV |
登録認証番号 | 1306-1999-AE-KOB-RvA |
※DNVは第三者として認証を行う機関であり、当社は毎年、DNVによる外部監査を受けて認証を継続し更なる環境改善活動を行っています。
緑化
■ みどりの工場
当社では、敷地内の緑化を通じた環境負荷低減活動にも力を入れております。工場は緑にあふれ、敷地内には人工池や庭園もあり、従業員の憩いの場になっております。
そして長年の緑化活動が評価され、工場緑化を推進し工場内外の環境の向上に顕著な功績があった工場を表彰する「全国みどりの工場大賞(日本緑化センター会長賞)」を群馬工場等が受賞いたしました。
■ 緑地リサイクル
敷地の一部(約5,000㎡)を巨大コンポストとして利用することで、緑化作業で出た剪定枝や落ち葉等をたい肥化し、循環型の資源活用を行っております。
■ 環境マネジメントシステム推進体制
当社では社長を最高責任者とし、統括責任者となる環境管理責任者のもと、全従業員で環境マネジメントシステム及び環境負荷低減活動を推進しております。環境管理委員会を四半期ごとに実施し、環境管理を推進、監視しております。
環境教育
新入社員及び中堅社員を対象として水質、危険物、毒劇物等の管理方法について毎年、講習会を実施しております。環境が、社会に与える影響を認識して実務にあたるように教育しています。
■ 内部監査
定期的に、認定監査員による内部監査を実施しています。内部監査員の視点から、環境マネジメントシステムが決められた通りに運用されているか、法規制の順守状況などチェックを行い、問題点を抽出し改善に役立てています。
地球温暖化防止へ向けた取り組み
地球温暖化が進むと気温の上昇だけでなく地球規模での気候変動が起こります。既に世界各地では、さまざまな影響が現れ始めており、自然環境や人の暮らしにも重大な問題を引き起こしています。当社では、地球温暖化防止への取り組みとして「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(以下省エネ法)」に基づきエネルギー使用量の削減活動を行っております。
本取り組みの結果、当社は資源エネルギー庁の「事業者クラス分け評価制度」※1において6年連続でSクラス認定※2を受けております。
エネルギー使用量の削減目標
エネルギー原単位を前年度比で1%削減(改正省エネ法に基づく自主基準)
※1「事業者クラス分け評価制度」= 省エネ法の工場等に係る措置の定期報告を提出する全ての事業者をS・A・B・Cの4段階へクラス分けし、クラスに応じたメリハリのある対応を実施するもの。優良事業者(Sクラス)を業種別に公表して称揚する一方、停滞事業者(Bクラス)以下はより厳格に調査する。
※2「Sクラス事業者」= 定期報告書(平成27年度末確認時点)において5年間平均原単位を年1%以上低減(努力目標)またはベンチマーク目標を達成している者、「Bクラス事業者」= 定期報告書において努力目標未達成かつ直近2年連続で原単位が対前度年比増加、または、5年間平均原単位が5%超増加している者、「Aクラス事業者」= SクラスにもBクラスにも該当しない者、「Cクラス事業者」= Bクラス事業者の中で特に省エネ取組が不十分と判断された者
2015年開催のCOP21で採択された「パリ協定」では、今世紀後半に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにし、世界の平均気温上昇を産業革命前に比べて2℃未満に抑えるという目標が掲げられました。わたしたちGCIグループはこれに賛同し、今後も持続可能な社会の実現に向けた活動を推進してまいります。
■ 環境配慮型製品の開発
当社はこれまで、化学品分野において自動車市場向け(植物由来原料を利用した)熱硬化性バイオマス樹脂や断熱材市場向け環境配慮型製品の開発に積極的にチャレンジし製品化を実現してきました。また最近では食品分野において製造過程の環境負荷が低いオーツミルク関連製品を市場に投入いたしました。当社では、今後も環境性能と機能性を兼ね備えた新たな製品の開発に取り組んでまいります。
従業員提案制度
業務改善活動の一環として、提案制度を設けております。環境面に限らず業務プロセスやコスト削減、設備改善等従業員が心地よく働くため広く改善・工夫の提案を募集し事業の継続的な発展、向上を目指しています。優秀な提案についてA~D、提案賞と評価されています。
外部からの表彰
■ 関東経済産業局長賞
当社は 、省エネルギーへの貢献が顕著であった優良事業者として関東経済産業局より「平成27年度エネルギー管理優良事業者等関東経済産業局長賞」を受賞しました。
詳しくは当社ニュースリリース(PDF 127KB)をご覧ください。
■ コージェネ大賞
また、高度の省エネ活動として株式会社日立製作所と実施したSMART ESCO事業による低温排熱活用が年間総合効率を追求したことがコージェネ財団からも評価され「平成27年度コージェネ大賞特別賞」を受賞しました。
詳しくは当社ニュースリリース(PDF 244KB)をご覧ください。
他に当社は、環境の保全及び創造に向けて顕著な功績があったとして平成28年6月、高崎市より「平成28年度たかさき環境賞」を受賞しました。これは、以下の活動によるものです。
・コージェネをはじめとする群馬工場における一連の省エネ活動
・バイオマス樹脂をはじめとする環境対応型製品の開発活動
・「五創共栄会」をはじめとする地域貢献活動