マレイミド硬化剤用 特殊レヂトップ
SBA 高耐熱・低誘電特性ビフェニレン樹脂
化学構造
樹脂特性
特性項目 | 測定方法 | 単位 | SBA |
---|---|---|---|
軟化点 | メトラー法 | ℃ | 82 |
溶融粘度 | 150℃ | P | 6.0 |
水酸基当量 | 理論値 | g/eq | 260 |
<*数値は代表値となります。>
樹脂特徴
効果:高耐熱、低誘電、高密着、低揮発性
特徴:
- ・ガラス転移温度300℃以上を示します。
- ・比誘電率3.05以下、比誘電正接0.006以下の硬化物が作成可能です。
- ・アリルフェノールノボラックと比較して、
銅箔に対する密着性が飛躍的に向上致します。
APG 低粘度アリルフェノール樹脂
化学構造
樹脂特性
特性項目 | 測定方法 | 単位 | APG |
---|---|---|---|
粘度 | 25℃/E型 | Pa・s | 0.8 |
水酸基当量 | 滴定法 | g/eq | 148 |
<*数値は代表値となります。>
樹脂特徴
効果:低粘度、高フィラー化
特徴:
- ・n=1含有率90%以上の液状樹脂です。
- ・分子量分布を狭分散化することで、粘度を大幅に低減しました。
LVA 低揮発性アリルフェノール樹脂
化学構造
樹脂特性
特性項目 | 測定方法 | 単位 | LVA |
---|---|---|---|
外観 | 目視 | ─ | 粘調性液体 |
溶融粘度 | 125℃ | P | 0.3 |
水酸基当量 | 滴定法 | g/eq | 154 |
<*数値は代表値となります。>
樹脂特徴
効果:低粘度、高フィラー化、低揮発
特徴:
- ・低分子成分をカットすることで、硬化時に発生する
揮発成分を大幅に低減しました。
BPN プロペニル化ビフェニレン樹脂
化学構造
樹脂特性
特性項目 | 測定方法 | 単位 | BPN |
---|---|---|---|
軟化点 | メトラー法 | ℃ | 74 |
溶融粘度 | 150℃ | P | 1.6 |
水酸基当量 | 滴定法 | g/eq | 242 |
<*数値は代表値となります。>
樹脂特徴
効果:高耐熱、速硬化、低吸水、難燃
特徴:
- ・アリル基をプロペニル基へ転移させることで、
硬化速度を飛躍的に向上させました。 - ・ビフェニレン骨格により、低吸水となり、難燃性が向上します。
FTC-AE 低極性アリルエーテルフェノール樹脂
化学構造
樹脂特性
特性項目 | 測定方法 | 単位 | FTC-AE |
---|---|---|---|
軟化点 | メトラー法 | ℃ | 105 |
溶融粘度 | 200℃ | P | 9 |
アリル基当量 | 理論値 | g/eq | 950 |
<*数値は代表値となります。>
樹脂特徴
効果:高耐熱、低誘電
特徴:
- ・末端アリルエーテル基の低極性樹脂です。
- ・マレイミドと硬化させることで、高耐熱、低誘電の硬化物が得られます。
- ・種々の溶剤に可溶です。
FATC 低極性多官能アリルフェノール樹脂
化学構造
樹脂特性
特性項目 | 測定方法 | 単位 | FATC |
---|---|---|---|
軟化点 | メトラー法 | ℃ | 103 |
溶融粘度 | 200℃ | P | 10 |
アリル基当量 | 理論値 | g/eq | 1150 |
<*数値は代表値となります。>
樹脂特徴
効果:高耐熱、低誘電
特徴:
- ・多官能アリル基の低極性樹脂です。
- ・マレイミドと硬化させることで、高耐熱、低誘電の硬化物が得られます。
- ・種々の溶剤に可溶です。