3Dプリンタ材料CB50は、パウダーベットフュージョン(PBF)やレーザー焼結造形法（SLS）と呼ばれる方式に使用できる粉末材料です。治工具用途向けとして大手自動車メーカーの検査治具に2014年から3Dプリンタ造形部品として初めて採用されました。
CB50は国内自動車メーカーで多数の車種車型で使用され自動車生産ラインで実績を重ねています。
CAD設計・CAM設計や切削工程の工程削減に寄与することで製造現場の負荷低減を実現し3Dプリント技術の新たな価値を提供しています。

なぜ治工具の用途に適しているか？

• ・高い機械強度
• ・耐熱性・耐薬品性に優れ経時変化に強い
• ・線膨張係数が低く寸法精度が安定している

特殊球状カーボンによる効果

• ・硬さ(弾性率)と耐熱性が向上するため、熱や外力による変形が少ない
• ・造形収縮率が低く、寸法精度に優れる

初採用　トヨタシエンタ（2代目～）

トヨタ自動車東日本株式会社様では　他にセンチュリー・C-HR　等でも御採用頂いております。

他採用実績

• ・トヨタ　：センチュリー・C-HR・プリウス・カローラスポーツ・カローラツーリング
  カローラセダン・カムリ・アクア・RAV4・ハイランダー
  他海外発売車・未発売車　等
• ・レクサス：LC・ES
• ・スバル　：アセント
• 他国内自動車メーカー多数

物性比較表

50℃湿度95％の経時強度物性＆寸法変化

バンパーリテイナー　ダミー形状：220×70×47(mm)